山口大誠 Taisei YAMAGUCHI
> 調查對象: 山口大誠
> 案號: 001
> 調查地點: 工學院土木工程學系
> 調查進度: 已結案
留學前求學經歷
高中畢業選校、選系依據?
六歲時因為爸爸工作的關係,我們家搬到香港生活,當時我在學校認識了一位好朋友,他爸爸是臺灣人,而他哥哥正在臺大讀書,因此我常聽他提起許多關於臺灣的事情,他跟他的家人強力推薦我未來如果有出國讀書的規劃,一定要選擇臺大。
國中畢業後我回到日本市川高中(Ichikawa Gakuen)讀書,高三時身旁的朋友們都決定要留在日本,目標考上那幾間知名的大學,例如慶應大學、早稻田大學等。然而,我已下定決心要申請臺大了!相較於日本,在臺灣讀大學最大的優點是學費以及生活費都相對很低,同時又可以學習中文。選擇臺大的原因除了小時候香港的朋友提過外,臺大前身為創立於日治時期的台北帝國大學,這又讓我有種倍感親切的感覺!更重要的是臺大是在臺灣排名第一的大學,我相信在這裡讀書所能享有的學習資源、教育環境會比其他學校更多元、更有競爭力。
選擇土木系的原因是我小時候就很喜歡玩積木玩具,尤其是樂高,每當我組完一組之後就會很有成就感;後來開始玩起Minecraft,更是迷上了可以自由建造地圖的感覺!這也就奠定了我對建築的興趣,因此當時申請時土木工程系也是我的優先選擇,希望我從小有興趣的領域能轉變成我的課業,甚至是未來的職涯發展。

臺大的求學之旅
面對語言、專業課程的挑戰
我知道我的中文能力還不夠好,高中畢業後先報名了臺大國際華語研習所(ICLP),一邊加強中文能力,一邊準備申請資料;很幸運地,我順利錄取了土木工程學系,但也意味著新的挑戰即將到來。正式開學後,我發現教授上課參雜了許多專業詞彙,對於僅有日常中文能力的我,常常一知半解,平常學的中文跟課堂上聽到的有時會不太一樣。儘管如此,我很慶幸教授及同學們都很照顧我,只要我下課後向他們發問、尋求協助,他們都很樂意幫我解答!有些教授甚至會在下課時特地過來關心我有沒有理解剛剛上課的內容,這讓我感到相當溫暖!

臺大土木工程系 — 資源豐富 國際化鏈結
在臺大土木系除了有中文授課,也有一個全英語授課的國際班,我們系上有許多國際學生,國籍非常多元,有來自德國、韓國、宏都拉斯、巴拉圭等10幾個國家,我很享受在課堂上跟來自不同文化背景的同學交流,互相討論自己不一樣的看法。
臺大土木系的資源相當豐富,課程不只有學術上的,也有許多實作課程,我們曾經還一起協力在系館前面建造了一座橋呢!此外,系上提供各式的實務經驗,像是過去有學長姐參與過臺北101、翡翠水庫等等國家級的建設工程,我認為能將學術結合實務應用是極度重要的。
系上也提供我們很多出國交換以及攻讀雙聯學位的機會,像是學士班可以到加州大學聖地牙哥分校結構工程學系進行學碩雙聯的計畫、碩士生還有機會到里茲大學交通運輸研究所攻讀雙碩士。

社團是打破語言隔閡的媒介
大一加入臺大足球校隊後,讓我結交到許多不同國籍的朋友,大家來自不同學系,但透過足球我們很快就能打成一片;大二那年我當上了校隊隊長,也是我最充實的一年,當了隊長後我跟其他隊員建立起更深的情感,但同時我也體悟到領導一個團隊是個艱鉅的任務,像是當隊員間有爭執時,我必須要出面調解,而這讓我學到了領導能力也增進團隊合作的技巧。我發現在足球隊的這幾年,我成長了不少,也讓離鄉背井的我找到了在課堂以外的歸屬感。
臺灣的人情味 隨處可見
在臺灣大約四年了,我真的很享受在這個充滿人情味的環境下生活,每當我向路人問路時,他們都很熱心地告訴我該怎麼走,甚至會直接帶著我去到目的地;我經常光顧宿舍附近的一家手搖飲料店,店員很貼心地都會記得我最愛喝的品項,每次去到店裡,店員就會問:「一樣的嗎?」,我就會拿到我最愛喝的珍珠奶茶微糖少冰。

畢業後的規劃
臺灣與日本都時常受到天災的災害,兩地建築在安全性以及工程技術上都需要極度嚴謹,而在臺灣也有許多結合了日本風格及應用日本技術的建築,我希望能藉由我的日本背景以及在臺灣的經歷,未來在大四時或畢業後有機會在臺灣的日商建築事務所實習/工作。我期望我這幾年的學經歷能夠讓我成為建築領域的專家。
給未來學弟妹的建議
建立好一定的中文程度
以個人的經驗來說,我認為在來到臺大之前可以全力加強自己的中文程度,尤其是選擇讀中文授課科系的同學,系上的課程並非像華語課簡單易懂,很多課堂上的用字遣詞都跟生活中截然不同,所以擁有一定的華語程度才能較快地調適並跟上教授上課的進度。
臺大校園生活必備工具 — 腳踏車
由於臺大的校區真的很大,而校園內只允許使用轎車跟自行車移動,所以腳踏車成為學生們上學不可或缺的代步工具。然而,校內到處可見「腳踏車海」,學校為了防止大家亂停自行車影響交通安全,不時會將停在非腳踏車專用區的車子拖吊。因此,要提醒學弟妹們未來在校園中,無論再趕時間也要好好找到自行車停車區放好自己的腳踏車,否則當某一天要趕課時發現自己的腳踏車不見,那就為時已晚了!
下記は日本語版の文章です。▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌

留学前の経歴
高校卒業後の進路選択
私は6歳の時に父親の仕事の関係で香港に生活の拠点を移しました。その後、香港の日本人学校に通い始めて、ある一人の友達ができました。彼のお父さんは台湾人、兄は台湾大学で勉強していて、彼の家に行くとよく台湾についての話を聞きました。その話の中で私が将来留学する予定があるなら、国立台湾大学を選んだ方が絶対良いと仰ってくださいました。
香港の日本人中学校を卒業後、私は日本の市川学園に入学しました。高校3年の年、私は香港で出会った友達の話を振り返り、台湾の大学進学への進路が魅力的に感じ高校卒業後、台湾に行くことに決めました。香港で出会った友達からの影響を受け台湾進学を決めたけでなく、日本に比べて学費と生活費がともに安く、中国語を使いながら専門的なことを学べる魅力的な環境に惹かれたのも理由の一つです。台湾大学は、他大学と比べて多くの学習資源と施設が揃い研究に重きを置き台湾でトップの大学で、日本統治時代に建てられた台北帝国大学という旧帝国大学の一つということもあり、日本のルーツがある私にとって俄然親近感が増しました。
数ある学部の中、土木工学科を選んだ契機は自分の幼少期の経験が大きく寄与しています。私は幼少期からものづくりに興味があり、物心つく頃から積み木、特にLEGOで遊んでいました。その後、画面上にあるものづくり「マインクラフト」に興味の幅を広げていき、自由に設計、建築することの楽しさを学びました。これら幼少期の経験が建築への大きな興味に繋がって、台湾大学の土木工学科への申請が第一志望になりました。

言語の壁、専門的な学問への挑戦
大学の中国語で授業を受ける環境にこれから身を置こうとしているのにもかかわらず、当時の私は中国語が全くできませんでした。そのため高校卒業後、台湾大学にある国際華語研究所(ICLP)で中国語を学び始めました。その語学学校に在籍していた間に大学の申請を終え、幸運なことに土木工学科に合格することができました。入学したあと、授業で教授が使う多くの専門用語が日常生活で使う単語と全然違うことに気づきました。この言語の壁だけでなく、授業自体も台湾トップの大学ということでレベルがとても高くついていくの必死でした。言語と授業のどちらも試練となっている中、授業が終わった後に教授が私に授業でわからなかったことを丁寧に教えてくれました。学科の友達も勉強を教えてくれたおかげで最初の一年を何度か乗り切ることができました。
台湾大学の土木学科は中国語だけでなく、全英語の国際クラスも存在するので、多くの国際学生が在籍しています。ドイツ、韓国、ホンデュラス、パラグアイなど計10か国の学生がいて、異なる文化背景を持った彼らとの交流は刺激的で多様性に溢れています。
土木学科の学習資源はとても豊富で机上の学習のみならず、多くの実習活動があります。例えば授業の一環で土木学科の建物の前で実用的な橋を設計し、実際に建設したりしました。他にも学科が提供する実践経験は他にもあり、過去先輩たちは台北101や翡翠水庫などの台湾政府の建設プロジェクトに参加したこともあります。このように知識を詰め込むだけでなく実習活動とともに学ぶことで、実用的な能力として将来活用できることが期待できます。
実習以外にも土木学科は多くの交換留学やダブルディグリープログラムの機会があります。例えば、学士の生徒はカリフォルニア大学のサンディエゴ分校土木工学科とのダブルディグリープログラムが可能となっています。修士課程の学生は、リーズ大学の運輸総合研究所とのダブルディグリープログラムを取得することができます。

サッカー部
大学一年生から台湾大学サッカー部に入部しました。サッカー部は学科、学年の枠を超えて参加できるので多種多様な人との交流が盛んです。また、台湾でサッカーは人気のスポーツではないので、他のスポーツクラブと比べて多くの国際生が参加する国際的なコミュニティでもあります。大学二年生になってサッカー部のキャプテンを務めました。キャプテンになってから更にチームメイトとの距離は近くなりましたが、同時にチームを率いる責任感を大きく感じました。例えば、チームメイト同士で起こる対立をキャプテンとして取り持つことや、チームの指揮を高める声かけなどで、リーダーシップスキルを育むことができました。今振り返るとサッカー部で過ごした2年でチームへの帰属意識を高め、自らの成長を大きく感じる一年でした。今年はキャプテンとしてではなく一プレイヤーとしてチームに貢献していきます。

台湾の人情味
台湾大学で過ごした約四年、私は人情味のあふれる環境下での生活できることのありがたみをしみじみと感じています。道が分からない時、台湾にいる人々は熱心に目的地までの場所を教えてくれたり、その場所まで直接連れてってくれたりします。私が以前住んでいた家の近くにあるビバレージショップに行くと、店員が私が毎回注文するタピオカミルクティーを覚えていて、「いつものですか」と聞いてくれます。いつも注文するタピオカミルクティーは微糖でアイス少なめです。
卒業後の展望
台湾と日本はともに災害によく苛まれ、台風、強風、地震の脅威から身を守れる安全で高い建築技術を求められます。その過程のなかで、台湾と日本の建築会社でお互いの技術を共有し安全な生活を送れるような工夫が行われています。
私は日本人で台湾で勉強した経歴を生かして、卒業後台湾と日本をつなぐ建築関係の仕事に従事したいと考えています。培った中国語と台湾大学で学んだ知識経験が、海を跨いだ台湾と日本の建築関係の橋を掛けるような役割を担えるような専門家になりたいです。
未来の後輩へのアドバイス
個人の経験として、しっかりと中国語能力をつけた上で台湾大学進学することを強くお勧めします。上記で述べた通り、今まで学んだ中国語の日常会話と違って、専門的な中国語で展開される授業を理解するのに大変な思いをしました。特に中国語でのみ授業が開講されている学科を選択する人には、渡航前に十分な中国語能力をつけることをお勧めします。
キャンパス内で駐輪区域の場所に自転車を止めてはいけません。自転車はキャンパス内を移動する際に最も一般的な方法で、大学のあらゆる場所に駐輪区域があります。しかし、自転車を駐輪区域以外もしくは、線の枠をはみ出して自転車を置くと学校の警備に自転車を持ってかれてしまいます。従って、正しい駐輪区域に自転車を止めてください。数分違法区域に止めてるだけで、自転車を持ってかれる可能性もあります。